ゼンキンメタル HOME > 採用情報 > その他インタビュー > 社員インタビューFILE #01 加藤
エキスパートとして、さらに責任感を持って仕事に取り組まないといけないなと感じています。
周りの先輩の知識や技術を吸収して自分の成長につなげて、もっといいものを作っていきたいです。
曲げ課は、製品をお客様が指定された形状に造形する(曲げる)工程を担当する課です。
ベテランの人から僕のような若い人まで、幅広い年齢層のメンバーがいます。
僕は小さいころからものづくりに興味があったんですが、専門の学校に行っていたというわけではなく、入社したときはとにかく分からないことばかりでした。
先輩にたくさんのことを教えてもらって少しずつできることが増えてきましたが、まだまだ知らないことも多く、曲げ加工の奥の深さを日々感じています。
集中力です。
その理由の一つは、まずはケガの防止のため。
僕の業務では、プレスブレーキという大きな機械を使って作業をしています。
機械を扱っているときには、一つ工程を飛ばしてしまったりボタンを押し忘れてしまったりなどという小さなミスが原因で、大ケガにつながる危険性があるんです。
もう一つは、「失敗」をしないため。
難しい加工を行うときには失敗することもあるんですが、そうするともう一度製品を一から作らないといけなくなってしまいます。
自分の工程はもちろんですが、自分よりも前の工程を担当している人がいるので、できる限り失敗をしないように慎重に取り組んでいます。
実は入社してまだ間もない頃に金型を壊してしまったことがあって…。
ケガはなかったんですが、ちょっとした操作の抜けが大変なミスになるということがよく分かりました。
当たり前のことかもしれませんが、仕事中の「集中」は特に大切にしています。
まず社会人として、責任感というものが増したと思っています。
学生時代にバスケットをやっていて、そこでもチームのメンバーとしての責任感はあったのですが、それとは違う、もっと重たいものを感じています。
それから、数か月前から「エキスパート」という役割を担当させてもらうことになり、さらにそういったものを感じる機会が増えました。
エキスパートとは各課に一人ずついるのですが、曲げ課では主に難しい図面や新規の図面をエキスパートの人が担当しています。
今までは、比較的簡単なものや加工が可能だと分かっているものの図面だけが僕のところに回ってくるようなサイクルでした。
でも、エキスパートになってからは、難しいものや加工ができるかどうか分からないものの図面がまず自分のところに来るようになりました。
しかも、そういった図面は一つだけではなくたくさん来ます。
ボリュームが多いときは持って帰って考えたりすることもあります。
エキスパートとして、さらに責任感を持って仕事に取り組まないといけないなと感じています。
もっと難しい加工品にチャレンジしてみたいです。
難しい図面が自分のところに来ると、毎回それをどうにかして加工できないかと考えます。
分からないものは試しで何度もやってみたり、別の方法でできないか考えたり…。その中で失敗もすることもあります。
でも、「できません」とは簡単に言いたくないので、できる限り粘ります。
大変だし疲れることもありますが、たくさんチャレンジして成功したときの達成感はとても大きいです。
それと、先輩社員の方のサポートにはとても助けられています。
分からないことや難しいことはいつも先輩方に相談しています。
普段の作業はそれぞれが集中して黙々と行いますが、みんなで協力し合って頑張っている雰囲気や、周りに聞いたり教えてもらったりできる環境があってありがたいです。
エキスパートの役割をさせてもらっていることもありますし、周りの先輩の知識や技術を吸収して自分の成長につなげて、もっといいものを作っていきたいです。