ゼンキンメタル HOME > 採用情報 > その他インタビュー > 社員インタビューFILE #04 土屋
自分の成長のチャンスが「より良いものを作る」ことにつながると思っています。
Iターンしてからは、自由なんですがその自由に伴う自己責任があるように感じます。
技術・品質管理課は、出荷前の製品を検査する工程を担当しています。
出来上がった製品と図面を見ながら、図面通りに作られているか、不備はないかなどをチェックしています。
私は、地元である千葉県からIターンで島根県に来て、ゼンキンメタルに入社しました。
これまでの仕事はずっと接客業をしていたので、今の仕事は全く経験がない状態から始まりました。
初めは、自分にできるのかな…と緊張しました。
今までの仕事では目の前にお客様がいたので、会話をしたり様子を見たりして、直接コミュニケーションを取ることでお客様との信頼関係を築けました。
でも今の仕事は、目の前にあるのは無機質なものなので、最初は「お客様」というものが先にあることへの実感がなかなか湧かなかったんです。
人対人なら声や表情などで自分の誠意や熱意を直接伝えることができますが、それができないというのが今までとは違っていて、失敗したときにどうやって挽回すればいいのか悩むこともありました。
でも、どんな小さなことでも疑問に思ったり考えたり上司にも相談したりして、確実に正しい製品を出す。
そういうやり方で不安も少しずつ減っていったような気がします。
当たり前のことかもしれませんが、そういうことがしっかりできることが、お客様との信頼関係にもつながってくるのだと思います。
地元でも一人暮らしはしていたんですが、やはり近くに親や親しい人がいると、私の場合安心感が甘えにつながってしまって…。
考え方が自立しきっていないなと思うこともありました。
Iターンしてからは、自由なんですがその自由に伴う自己責任があるように感じます。周りの方たちを頼る場面ももちろんあるんですけどね。
未経験の仕事を選んだのも、そういったことがあったからかもしれません。
就職活動で自分のキャリアを見直した際に、自分の得意なこと・不得意なことを整理してみたんです。
そのときに、黙々と集中してやる作業が意外と得意なんだということに気がつきました。
それで、「やってみないと分からないこともあるから、やらずに後悔するよりはやってみよう!」と思って飛び込みました。
プライベートでも島根生活を満喫しています。地域のイベントや食べ物、文化、自然など、魅力的なものがたくさんあって、「地元がイイ」ってこういうことなんだと体感しています。
最近は石見神楽にはまっていて、月に一度は石見まで友人と見に行っています!
千葉にいる頃は、生まれた場所に誇りを持つというような意識は薄かったし考える機会がなかったのですが、島根に来てからはすっかり地元の魅力に引き込まれてしまいました。
検査をしていて、間違いや不備に気づけたときにやりがいを感じます。
私の仕事は、正しい製品を出すことです。誤った製品を出すことはこの工程で防がなければいけません。
検査の際に少し違和感があり、確認してみたら実際に製品に不備があったというとき、お客様に不完全なものをお渡しするのを防げたことや会社に貢献できたことへの達成感があります。
入社して間もない頃、実際に製品となるものの検査を任されて、とても緊張したのを覚えています。
自分がチェックしたものが世の中に出るんだ、と不安になりながらも合格品としてOKを出しました。
それが、今も量産品として流れてきたり使われていたりするのを見ると、本当に嬉しくなります。
まだまだ分からないことが多いので、できることを少しずつでも地道にやっていきたいです。
まだ今は目の前の仕事に必死で、将来のビジョンまでは分かりませんが、自分の成長のチャンスが「より良いものを作る」ことにつながると思っています。
会社にも貢献できるし、何よりお客様により一層いいものを提供できます。
それがお客様との深い信頼関係につながるのではないかと思っています。